あの人ってどんどん願いを叶えているな・・・
とか、あの人って運がいいなあ・・・
そんな人たちにはわりと共通している特徴があると思いませんか。
それは、
自分の本音に正直に生きている
ということ。
もう少しいうと、善悪で判断したり、正しい、間違っているで判断して自分に我慢をさせていないということです。
その根底には怖れのなさ。欠乏感のなさ。罪悪感のなさ。ということがやはりあげられます。
うまく流れに乗れている人というのは、「これはなんか違う、居心地が悪い」という自分の感覚を信頼して、それに従って行動することに罪悪感がないんですね。
「自分のこと」を大切にしているからです。
例えば、この人とは合わないな・・・と感じたらその自分の感じ方を信頼しているんですね。
でも、頭の声は、人を好き嫌いで判断してはいけない。とか、この人がいなくなったら他に誰もいなくなってしまうとか、誰でも迎え入れなければいけないとか、自分はなんでみんなと仲良くなれないんだとか、いろいろ自己不信の声を投げかけてきます。
例えば、やっぱりこの仕事は苦手だな。なんか合わないんだよな。と思っても、頭の声は、この会社を辞めてしまったら次は見つからないかもしれないとか、わがままかもしれないとか、自分の感覚に対する不信の声を投げかけてきます。
私たちの中にははっきりと「これは違う、これはそう」と自分にとって何が一番合うのか、合わないのかということを判断できるセンサーがあるんですね。
でも、そのセンサーは自分の中の怖れの声(欠乏感、罪悪感、不安、焦りなど)にかき消されてしまうんですね。
他にも、他の人たちに認められたい、人に嫌われたくない、みんなに好かれたい、そんな思いも自分の本音をかき消してしまいます。
私たちの多くが生まれた頃から、「好き嫌いはいけない」と教えられ、出来るだけ人に嫌われないように、後ろ指を指されないような人間になれと教えられてきます。
これも本来は「愛するがゆえ」の助言だったはずなのですが、いつの間にか自分を小さくさせてしまう枠になってしまったんですね。
自分の本音で生きられない=自分をコントロールして生きている。
ということ。
その状態では自分本来が持つ天才性や才能が発揮できないんです。
頭の声はそれこそ、「自分の好き嫌いだけに従ったら大変なことになってしまう!何もうまくいかなくなってしまう!」
そんな風に語りかけてきます。そうして、自分を小さくコントロールして生きることを進めてくるでしょう。
でも、私たち”人”というのはもともと「スピリチュアルな存在」です。小さく、安全に、周りの人を脅かさないために生きるようにはできていないのです。
小さく自分をコントロールしていると、例えば金銭的に困窮してきたり、体調を崩したり、精神が不安定になったり、人間関係にトラブルを抱えたり、と宇宙からお知らせがやってきます。
そろそろ本当のあなたを生きませんか?
と。
私たちに起こる一見ネガティブな出来事というのは、「これ以上、小さな自分を生きることをやめましょうよ」というサインであることがほとんどです。
人生で本当に大切なことは、
それで、自分はどうしたいの?
ということです。
自分はこうしたい、だけど・・・・と怖れの声が多くの場合は続いてしまうんですね。
だけど・・・の部分がまさに自分を引き留めている怖れなんです。
自分は別れたい。だけど相手がかわいそう。
自分は辞めたい。だけど次に見つかるか心配。
自分は作家になりたい。だけどできるかわからない。
運がいい人、物事がうまく流れる人というのは、上に書いたような「だけど・・・」の部分の怖れの声とうまく折り合いをつけて前者の声に従うことができているんですね。
「こうしたい」の部分と、「だけど・・・」の部分が綱引きをしていると、変化や望む人生が現れてくるのではなく、現状維持が続いていくのはなんとなくわかると思います。
こうしたいの部分のパワーが多ければそれだけやりたいことにエネルギーが注げますし、だけど・・・の部分が大きければより現状維持が続いていきます。
そして、「だけど・・・」の部分が意識上に上がってこないことも多々あります。
一番多い怖れは、自分の本音に従ったら、周りとの調和はどうなるのか?というものです。
私たちの多くは心のどこかで、「みんなに合わせないと、他の人に合わせないとうまくいかない」と信じてこんでしまっている部分があるからです。
けれど、真実は「自分を押し殺して人に合わせることで、逆に不調和が起きていた」のです。
ですから、自分が自分の本音を大切に生きれば(これは自分を愛すること)、同じように周りの人もそのあなたの本音を大切にしてくれるか、大切にしてくれない人は去っていき、本音を大切にしてくれる人が現れます。
自分が自分をどう扱うか=他の人が自分を扱うやり方
だからです。
「自分の本音に従って生きること」
その重要性についてはたくさんの人たちがもうすでに語り尽くしていますが、言うは易し行うは難しなのかもしれません。
本音に従って生きることよりも、現状にとどまる方がメリットがあり、本音に従うことの方がデメリットが多いと思っていると多くの怖れが湧いてしまいます。
逆に、現状よりも「自分の本音に従って生きる未来」には怖れ(デメリット)ではなく、逆にどれだけのメリットがあるのかということをマインドのレベルでも理解できれば、本音を生きることを止めているブレーキが和らいでいきます。
「気づき」は人生を変えます。
ですのでまずは、100個、やりたいことが実現したら自分にどんなメリットがあるか、自分にとって、大切な人にとってどんなメリットがあるか書き出してみてください。100個に満たなくても、メリットとデメリットのバランスが取れて怖れが中和されればOKです。
Feliceでは、9月21日(土)のワークショップで怖れの声の葛藤のエネルギーをクリアリングしていくためのエネルギーワークなどを行い、本当に心が望む人生を創造していけるようにしていきます。