手放すと入ってくるのはなぜ?

オラクルカードやタロットがお好きな方であれば、

大概のデッキの中には「終わりと始まり」というカードや「手放し」という内容のカードが入っていることに気がついているかもしれません。

ちなみにこの写真のカードは、「踊るように生きる」(レベッカ・キャンベルのカードデッキより)というカードです。

踊るように生きる、それは生のリズムに乗って生きるということに他ならないんですよね。

 

スピリチュアルな本などにもよく、「手放すと入ってくる」という内容がありますが、なぜ、手放すと入ってくるの?と思う人も少なくないと思います。

それを、宇宙は真空を嫌うから、空いたスペースには何かで埋め尽くそうとする、とザクっと、説明するものもありますね。

 

私たちの生きている世界には「自然の法則」があります。

例えば、春に種を植え、夏になると緑が生い茂り、秋に収穫を迎え、冬にはいったん全てがリセットされて春に備えます。

手に傷ができても、新陳代謝という自然なメカニズムによって、細胞は生まれ変わり、傷が治癒します。

私たちは、呼吸を吐き出すことで、次の呼吸を取り込むことができて生命を維持できます。

 

私たちの中にも、外にも、この自然な循環のサイクルがあって、素晴らしくうまくいっているんですね。

つまり、手放しては迎えいれる。始まり、終わり、また始まる。この自然な循環が豊かさの秘訣であり、心身共の健康的な生活の秘訣なわけです。

確実に存在している、見えない自然のリズムに自分が合っている時、私たちの人生そのものも躍動感に溢れ、流れに乗って、シンクロニシティが起こり、まさに努力なしに、起こるべくして起こってほしいことが起こるんです。

その自然なリズムをとっている、その総指揮者というのは、高次元の自分であり、すべての物、人、空気中に存在している、光であり、神なんですよね。

完璧な素晴らしさ、美しさ、荘厳さで世界がパチッと決まるように、私たちの生きている世界をも、私たちの中の世界をも、完璧な指揮をとる存在が誰もの中にあって、その声を聞くこと、それが自然なリズムに乗ることなんですよね。

 

けれどもし、多くの人が今、そのような人生を送っていないとしたらなぜでしょうか。

それは、手放したら、入ってくるということが信じられないからかもしれません。

そして、自分にとって古くなったものや、自分に合っていないものにしがみつき続けているからかもしれません。

私たちは、新しい皮膚がやってこないかもしれないから、指は切れてしまったけどこれでいいや、と言いませんよね。

新しい酸素がくるかわからないから、息を止めておこう!とかも思いませんよね。

血が体内を駆け巡って循環しなくなってしまったら私たちは生きていけないのと同じで、古いものを溜め込んで、手放さなければ、私たちは本当に生きているという体験、自分の生の最前線にいることができないんです。

 

そして、何よりも、私たちは指揮者の立場をなかなか「自然なリズム」に譲ることができません(笑)

エゴ(自分の中の怖れの声)に指揮させているんですよね。

私たちの世界で、実は五感(自我)で認識できることはこの世界の1%だと言います。

他、99%は目に見えず、認識もできないけれど存在しているんです。

エゴに指揮をさせるということは、例えば、どうやって来月の支払いをしようと思った時に、世界にある1%の情報のみを使って、つまり既存のやり方を元に解決しようと思うことと同じことで、

99%のもっと楽で、もっとリラックスできて、喜びにあふれていて、もっと自分に合っているまだ見ぬ方法を見ることができない。

ということなんです。

エゴというのは、足りない、未来は不安、いつどうなるかわからない、そう思っていますから、自然なリズムに乗ることができず、手放す必要のあるものが手放せません。例えば手放すとは、与える、外に出していく、ということも含まれるので、エゴに従うと「与えて受け取る」という自然な循環がうまくいきません。

エゴに従っていると、古いものが積み重なり、新しいものが入ってこないし、「自分でやらなければ」と思っているから、文字通り、本当に物もノウハウも増えてしまうし、余計な思考(自分を守るためにとっておいている過去)も手放すことができなくて、新しい人生に前進できなくなってしまうんです。

 

風水のカレン・キングストンさんかお片づけのこんまりさんだったと思いますが、

私たちのお部屋というのは、潜在意識の表れ。

と言っていたことがありました。

そして多くの皆さんも知っている『ホ・オポノポノ』は4つの言葉「ありがとう・愛しています・許してください・ごめんなさい」で潜在意識をただひたすらクリアリングすることで、神の光が通るようにし、うまくいかない人生、人間関係、お金など、あらゆることがうまくいくようにする、という理論だったと思います。

 

これらからわかることは、「古いものを手放せば、人生がうまくいく」ということです。

それは、思いも、そうですし、自分のスペースもそうです。

物も、思いも、人間関係も、ありとあらゆる古いもの、そういうものをクリアリングする、手放す、そうすることで新しくてより良きものを迎え入れることができるということなんですね。