突然ですが・・・
なぜ、モーツァルトは3歳でチェンバロを弾き始め、5歳から作曲ができてしまったかわかりますか?
なぜ、辻井くんは盲目なのにも関わらずヨチヨチ歩きの頃からお母さんの歌にあわせてピアノ伴奏をつけることができたかわかりますか?
天才だから?神童だから?脳の構造が普通の人とは違うから?
どれも違います。
答えは・・・
「前世でも行なっていた」からです。転生の中で何度も行なっていたことだからです。
音楽の才能を子供の頃から発揮しよう。
そう思って、生まれる前に生まれる場所、家族の設定を行なって生まれてきたのです。
私たちの多くは「もう歳だから」「今更はじめても遅い」「今からやっても成功できない」そんな風に諦めてしまいがちです。
以前、自宅マンションのエレベーターに乗っていた時のことです。
小学生一年生くらいの男の子が「ねえ、お母さん今からでも考古学者になれるの?」と母親に聞いているんですね。
私は思わず「おいっ!少年!」と叫びそうになりました。
小学一年生でも、「ひょっとしてやりたいことをやるにはもう遅いの?」なんて思ってしまうんですね。
芸大のイベントに遊びに行った時も、教授に質問コーナーで「僕は高校生から音楽を始めたのですが音大受験にはもう間に合わないのでしょうか?」と質問していました。
教授は「いつから始めたかは関係ありません」と答えていました。
もう遅すぎる。今からやっても・・・
それは実際の年齢には関係なく、誰でも思うことだということです。
幼稚園の頃からピアノをやって英才教育を受けてきた音楽家の方も、「わたしは音楽一家で育った二世の子達とは違う」と劣等感を感じている様子でした。
いつから始めるかというのは関係ないんですね。
話は元に戻りますが・・・
神童と言われたモーツァルトももしかしたら前世では40歳からピアノや作曲の勉強を始めたのかもしれません。そして、「今度こそ生まれ変わったら子供の頃から音楽をやりたい!!活躍したい」そう思って音楽家の父のもとに生まれたのかもしれません。本田圭佑選手やイチローだってきっと前世でスポーツに携わっていたはずです。
特別な天才だから子供の頃から上手だったのではないのです。
好きなことをしたいけれど年齢が気になるのであれば、来世のため、そう思って始めても良いと思います。努力して身につけたスキルというのは生まれ変わっても絶対に失われることはありません。大好きなことに注いだエネルギーや時間、鍛錬は生まれ変わっても絶対に無駄になどなりません。
だから、今更と思ったとしても、大好きなことならスキルを積み重ねてください。そのために生きてください。
来世では神童として生まれ変わるかもしれません。来世では対して苦労なくできてキャリアが容易に開かれてしまうかもしれません。
何より、今世でどうにかならなくても良い。でも好きだからやりたい。そう思って取り組んでしまえるくらい情熱を感じることなら、きっと今世でも良い結果を残せるはずだと思います。
大好きなことがご縁を結び、多くの人と喜びを分かち合える機会がやってくると思います。
好きなこと。諦めないでくださいね。