変わりたいけど変われない時に考えてみたいこと

私たちは誰でも、変わりたい。自分を変えたい。

こんな自分じゃない自分になりたい。

 

そんな風に一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

そして、実際に自分が変わるように、もっと〜になるように、そんな風に自分を変えようとチャレンジしたことがあると思います。

それなのに、

変われた、

と思った人は本当にごく少数かもしれませんし、変わったと思ったのにまた元に戻ってしまった、とか変われないという人の方が多いのではないでしょうか。

 

でも、実際に人が変わったのを目にしているし、あの人変わったよね、なんていうことも人生の中で起きているので、これはどうしたもんだろう・・・と思うんですよね。

それで、結局変われない自分なんてダメだとか、自分の意志が弱いから変われないんだとか、あのメソッドの効果がないんだとか、あの人が邪魔するからとか、家族が足を引っ張っているとか、そういう結論に行き着くかもしれません。

 

変わりたい。

そう思うとき、その根底には「こんな自分ではダメ」「今の自分ではダメ」そんな風に今の自分を否定してしまう気持ちがあるかもしれません。

そして、その多くは何かや誰かと比べて自分は変わらなければ、と思い始めたとか、愛されるためには変わらなければとか、外の世界を見て、つまり、「外側から何か(愛とかお金とか承認とか)を得るために」変わらなければと思い始めたことがほとんどだと思います。

この自分を〜のように変えることができれば〜を手に入れられる。

とか、

この自分が〜のように変われば〜になれる。

とか。

外側が動機になって、「変わらなければ」と思っている時、「変えなければ」と思っている時、実は、本当は変わりたいとは思っていません。

本当は、この自分で心地よかったんだけど、なんだかこの自分のままじゃ「相手に、親に、社会に、好きな人に、コミュニティーに・・・」受け入れてもらえないみたいだから“しぶしぶ”自分を変えるしかないか・・・ということなんですよね。

そんな時は、分裂した思いがあって、変われないんです。

一方はどうやら自分は変わらなければならないみたいだ・・・という思いがあり、それに対して、今までの自分は抵抗を示しているんですよね。

この自分のままで居心地がいいのにダメなの?と。

社会に受けれ入れられたい、好きな人に受け入れられたいと思って変わりたいと思っている自分と、これまでの自分が戦ってしまうんです。

だからこそ、外側からの働きかけによって変わりたいと思ってもなかなか変われないんです。

例えば、自分の中には愛がないのに、愛っぽいことをしないと人に愛されない、とか、ヒーラーらしく愛に溢れていないと認めてもらえないとか、自分の中に喜びが感じられないのにリア充っぽくしないと、受け入れてもらえないとか(笑)そんな風に思って、愛せる人になろうとか、人生楽しもう!とか思って自分を変えているつもりになっても、態度を装うのはとても難しいし、そのような努力というのは心を消耗させて疲れてしまうんですね。

外側に受け入れられよう、愛されよう、認められようとして始めた、変わるための「努力」というのは心が消耗してしまうから、ストレスになって続かないんです。

それは、意志の問題なくて、無理なんです。

頑張りが足りないから変われないのではありません。

変われなくても当然なんです。誰も悪くありません。誰のせいでもありません。

 

実のところ、「変化」というのは、自発的でなければ起きません。

心が変化して、初めて起きてくるんです。

心が先に変わって、そこから自然に広がっていくのが自然な変化の仕方なんですね。

その心はどのように変わったか?

それは、自分に対する愛です。

変化の源は「自分に対する愛」です。

変わるのは、変わらなければ自分は他の人に愛されないだろう、社会に受け入れられないだろう、という怖れの想いではなく、自分の中に自分に対する愛が芽生えるからなんです。

もっといえば、外の対象がなくても、自分の中に確かに愛があったこと、心が温まる感覚、幸せ、それが見つかったからということかもしれません。

その内側の愛が、これまでとは違う自分、違う世界を映し出していくというシンプルなことが変化というのかもしれません。

変化を「起こそう」とするのではなくて、心が変わったからその変化に伴って、心の鏡である自分自身、自分の身体、周りの世界、それが変わっていくということです。

一番最初の変化は、そろそろ頑張ってきた自分を楽にしてあげたい。この自分を大切にしてあげたい。他の人たちから愛されるために努力するのではなく、自分が自分を大切にしてあげたい。そうじゃないと自分が報われない。そういう自分への愛が芽生えるところからかもしれません。

 

そして結局のところ、変化への挑戦があまりうまくいかないのは、そもそも、変化を怖がっているからかもしれない。と考えてみてください。

〜を手に入れることも、〜になる。ということも本当は無意識レベルでは怖いんですよね。

それで、その手前の「自分を変える」ということをしてその怖い気持ちを見ないようにしているんです。

自分を変えることに一生懸命になっているうちは、自分の中にある光り輝くことを怖がる気持ちを見ないで済むからです。

自分を変えようとしている時、本当は自分の人生が始まってしまうことを怖れているのかもしれませんし、自分の中に確実に存在してある光がもっと大きくなって光輝き出してしまうのが怖いのかもしれません。

輝いてしまったらどんなことが起きてしまうと思っているのでしょうか?

自分の人生が始まってしまったら、何を失ってしまうと思っているのでしょうか?

自分への愛が感じられると、光り輝くこと、変化を受け入れることができます。

 

そういう視点から、自分の中の変わりたいという気持ちをぜひ見つめてみてくださいね。