今、人生で行き詰まっていますか?
人生が停滞し、苦しい思いをしていますか?
私たちの人生には「自然な流れ」というものがあります。すべての人の人生は本来良い方向へ流れていくようになっています。
良い方向というのは、その人の本質や才能が最も生かされ、他の人たちと分かち合われ、喜びを感じ、本人も周りもみんなが豊かになり繁栄していく方向です。
そのために、常に物事は変化し続け、いわゆる死と再生を繰り返しています。
脱皮し、古くなったものを脱ぎ去り、新しく生まれ変わる。というサイクルです。人間の細胞も同じですね。
ドリーン博士のカードをはじめ、伝統的なタロットカードの中にも必ず一枚は死と再生を意味するカードが含まれています。
それが人間や自然界の自然なサイクルだからなんですね。
人は変化を最も怖れている
けれど、それと同時に、最も人が怖がることが「変化」であり、象徴的な「死」なんですね。それが幸せな方向であっても変化したくないんです。
死といっても、本当に天国に行ってしまうというわけではなく古いものを手放し、新しいものを迎え入れるという意味です。
多くの人は「手放し」というのが苦手なんです。(だからお掃除の近藤麻理恵さんが世界中で人気なのかもしれません)
怖いんですよね。未来というのは未知のものだから。
前進し、不確定な未来に直面するくらいなら妥協してても現状にしがみついておいたほうがましだと思ってしまうのです。
けれど、人生というのはそうはいかないんです・・・・
「じゃあ、そのまましがみついたままそこにいなよ!」とは宇宙(魂)は言ってくれないんですね。
それが、行き詰まりであり、停滞感であり、執着による苦しみなんです。
何かにしがみついて、良い方向へ向かって行こうとしている流れに乗っていけない時に、停滞感を感じたり、苦しみを感じたりするんですね。
この時、自分の中の賢い部分ではすでに何かが終わっていることや、自分には合っていないものや、古いものにしがみついていることにはっきりと気がついています。
直感もハートもわかっているんです。
でも、認めたくないんですね。
その時、心が苦しくなりますから、その葛藤や心の苦しみが外の世界にも苦しい現実を創り出していくこともあります。
今、この時の自分にそぐわないものに執着していると、自分の心はそれが違うことを知っているので苦しくなってしまうんですね。
執着している古いものというのは、過去のパートナーかもしれませんし、親かもしれません。また、親に小さい頃本当はこうして欲しかったという思いかもしれません、幸せな子供時代かもしれません。これまで続けていた仕事かもしれませんし家や友達かもしれません。古いアイデンティティかもしれません。肩書きかもしれません。
自分に正直になる
もしも、あなたの人生が停滞していて、そのことによって苦しんでいるとしたら・・・
「私は何にしがみついているんだろう?」
そんな風に自分に正直になって聞いてみてください。
ノートに書き出してみてください。
そして、すでに終わってしまったものに対して十分に嘆き悲しむ時間を取るために十分に感情を感じ切ってください。ネガティブな気持ちや死んだような気持ちを感じきって、ポジティブな気持ちに変化していくまで感じてみてください。
そして準備ができたら、執着しているものを手放しましょう。
もし、手放すまでに時間がかかっても自分自身に対して十分の忍耐と優しさを持ち続けてあげてください。
執着を手放すというのは、新しい人生を迎え入れることです。
「私はもうこれ以上、自分を前に進ませないようにするのはやめる」という選択をすることです。
苦しみに終わりを告げて、本来の素晴らしい才能と本質を発揮し豊かになる人生を選択するということです。
古いものを手放した後、手放した人たちとのより良い新しい関係が築けるかもしれませんし、手放した人や手放したこと以上のことがやってくるかもしれません。
大丈夫です。
今が苦しいのなら、それはもっと良い人生が待っているという意味です。
宇宙も天も全面的にあなたの味方です。