何だかうまくいかないとか、何でこんな風になってしまうんだろうとか、またこんな風になってしまったとか・・・
とにかく人生でうまくいっていないと思う時って誰にでもあると思います。
そんな時って、きっと「自分の思い通りに人生が動いていかない」と感じていると思うんですね。
そうすると、それって誰かのせいだとか、自分のやり方が悪かったからだとか、何だかそうやって自分の外側の誰かとか、自分の行動のせいにしがちなんですが、そんな時こそ、
世界がそうなのは自分の心がそうだからなのだ
ということを思い出したいんですね。
いったん、自分の心に全てを引き戻したいんです。
そこで一番大切なのは・・・
誰かと関係がうまくいかないとして、それはあの人がワガママだからと思ったとしますよね。
それで、自分に引き戻すというのは、自分もワガママなところがあったとか、自分がそのワガママに合わせすぎてしまったとか、そういうことではなくて、
自分の心が安らいでいなくて、平和でなくて、それを世界に投影してみているということです。
ざわついている、波打っているその心を、罪悪感や怒りを感じているその心を、不安を感じているその心を、自分は不十分だと思っているその心をその人間関係に投影したということです。
愛を忘れてしまった心が、そういう関係をみているということです。
だから、上手くいっていないというのは、
心に安らぎや愛がないことのことなんですね。
逆に、心が穏やかで爽やかだし、愛があると感じているときに、自我がこれは自分の思い通りではないと外の世界をジャッジするということもあるかもしれません。
けれど、上手くいく関係も、上手くいく仕事も、上手くいくというのは、自分の心に愛があるという意味だし、相手を嫌いにならないということだし、仕事が心の負担になっていないということなんですよね。
心に愛や平安があるのなら、外の世界がどうなっていても、それは自我の目からどうみたとしても、社会通念から外れていたとしても、正しい道にいるし、正しい場所に導かれています。
なんか人生がうまくいっていない。
そう思った時は、何よりもまず自分の心の穏やかさ、安らぎ、罪のなさを取り戻したいです。
そこから、もしする必要のあることがあるのなら、自分はきっとそのように使われていきます。
人生がうまくいっていないと感じている時こそ、
「自分の罪のなさや、欠けてはいないということを教えてください。心に安らぎだけを受け取れるよう助けてください」
とお祈りしたいですし、
人と仲違いをしていたり、誰かに対して怒りを感じる場合は、許せるよう助けてもらい、心に安らぎを取り戻したいです。