不安や心配、コントロールを手放すために

生きているといろんな不安や心配を感じると思います。

不安や心配を手放していくときに同時に、私たちにとってのチャレンジはコントロールも手放すということなんですよね。

不安が強ければ強いほど、自分の手にすべてを握りしめて見張っておかなくてはと思います。不安が強いときというのは、放っておいても自然と何かがうまくいくということが信じられないんですよね。

自分にとって大切だと思うものほど、手放してそれが自然にうまくいくという流れを信頼するのが難しくなると思います。

自分の力でやる方が大変でも、苦痛でも、それでも不安を感じるよりはまだ「まし」だと感じるんですよね。

疲れるけれど、それを失うよりはマシ、失う怖れを感じるよりマシそんな風に思っていると思うんです。

 

何かに対するコントロールが強いほど、疲れますし、振り回されますし、何よりも「本当にやる必要のあること」が後回しになります。

コントロールしようと思うほど、コントロールしたいそのものは抵抗をして、コントロールできないという面白い現象が起こるんですよね。

 

不安や心配というのも、コントロールというのも、どちらも実のところは「本当の自分を生きることへの怖れ」なんですよね。

輝いてしまうことへの怖れなんです。

大切な家族でも、パートナーでも、お金でも、仕事でも何かしらを必死になってコントロールしようとそのことにばかり心が向いてしまえば、自分の深い部分からやりたいと思うこと、つまり、本当に外側に出てきたがっている内側の愛を表現することに集中ができないんですね。

その人の内側から出てくる愛や創造性やそういう素晴らしいものが出ていくことが怖いから、不安や心配でエゴが気をそらそうとしているんです。

 

世界と分かち合える素晴らしいものがあるし、それを出したい、表現したい、そう感じている心があるのに、エゴというのは輝いてしまうのが怖いんです。

奇跡のコースのティーチャーであるマリアン・ウイリアムソンはこんな風に言いました。元南アフリカ大統領ネルソン・マンデラ氏も大統領就任演説で引用した言葉です。

 

私たちが最も恐れていること、

それは・・・

自分の無力さではありません。

とてつもなくパワフルな自分を一番恐れているのです。

私たちが怯えているのは、自分の闇の部分ではなく光輝く自分なのです。

私たちが自らの内にある光を輝かせるとき、無意識のうちに他の人々を輝かせることが出来るのです。

 

誰もが不安や心配を感じる時があると思います。

そして、安全でいられるように、いろんな方法で物事をコントロールしたくなってしまうんだと思うんですね。

みんなが幸せでうまくいくように、自分の手でやらないといけない。大切な誰かを自分で幸せにしないといけない、喜ばせないといけない、守らないといけない。苦しんでいれば、救わなければならない。将来のためにお金を貯めておかなければならない。そして、その結果、欲求不満に陥ったり、がっかりしたり、揉め事を起こしたり、苦悩したり、病になったりしたと思います。

けれど、宇宙というのは完璧な叡智に導かれているシステムが作動していて、その中ですべてが完璧なまでにうまくいくようデザインされているのです。

手を離せば、その完璧なオペレーションシステムがすべてを取り計らってくれます。

あなたが心配し、不安になりコントロールを握りしめているその手をはなしても世界は崩れ去ったり、大切な人がおかしなことになったり、大切な何かを失ったり、将来困ったりなんてしません。

それどころか、いつも自分が見守っていないと何か大変なことが起こってしまう、自分がやらなければどうにもならないという思いを捨てた時に、人生がうまくいくことに驚くはずです。

手を離せば、「災難」が起きるのではなく、「奇跡」が起こるのです。

 

今まで握りしめていたことは宇宙にお任せしてしまい、安心して、自分の中の愛を溢れ出させてください。

心配やコントロールにではなく、心の光を溢れ出させるために時間を使ってください。