リラックスするのが難しい時に考えてみたいこと

リラックスすると欲しいものが自然と引き寄せられる。

そんな風に引き寄せの本などには書いてあったりしますね。

「無心」になると潜在能力を発揮できると言われていますが、それもある意味、精神的にはリラックスできている状態と同じなんですね。

無心になっている時というのは「期待」がない時です。

期待とは、「状況がこうあるべき」だとか、「こうなるべき」だとか、「〜でなければならない」とかそういった思いを指します。

でも、無心になるというのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

私たちの日々の暮らしの中には「アクティビティ」「アクション」があります。

アクティビティとは、12時だから昼食をとる、先輩だから後輩を助ける、いつまでに〜しなければならない、のように義務感だったり、強迫観念だったりから起こる行動。つまり、何かしらの状況が「そうあるべきだ」と思っていてそのためにする行動です。

一方、アクションとはその時、その時の流れで自然と起こってくる行動。未来のための準備や過去の経験から生まれるのではなく、「そうしなければならないからするのではない行動」です。今ここで生まれてくる行動。直感的に閃いて起こす行動やそれ自体をすることでハートが満たされるという行動です。

アクティビティばかりしていると、私たちの魂はどんどん輝く機会を失ってしまうんです。

つまり、自分や他者の「期待」に答えようとして生きていると輝きを失っていってしまうということです。

驚いたことに、ワークショップやセミナーなどで知り合った人たちと話すと、多くの人が正直なところ「本当の意味で生きているという感覚がしていない」と話します。生命力にあふれているというよりも、「自分に対する期待」というコントロールの重い鎧を身につけて自分で自分を狭い場所に閉じ込めているような印象なのです。

〜せねばならない。

〜にならなければならない。

〜を手に入れなければならない。

〜すべき。

そんな風に自分や他者に対して思っていると、人生のほとんどがアクティビティばかりになっていきます。

だから、どこか乾いたような、生き生きした印象とはまるで正反対のエネルギーを発しているんですよね。自分に対するコントロールで緊張し、リラックスとは真逆の状態になってしまうのです。

瞑想や散歩、どんなに創造的な活動だったとしても、「しなければならないこと」になってしまえば、それがアクティビティになってしまうこともあります。

一方、毎日の通勤電車でのひと時をリラックスして過ごすこともできます。

私たち人間は自分自身や他者、状況に対する「期待」から自由でいることで、起きてくることに対して新しさ、新鮮さを感じ、精神的にも肉体的にも若々しくいることができますし、イキイキした生命力を感じることができます。

精神的にリラックスしている状態とは、「〜はこうあるべき」というあらゆる「期待」から自由になっている状態です。

私たちの多くは、本当に長い間、何かを期待し、「そうあるべき状態になるために生きる」「そうあるべき状態にするために自他をコントロールする」という生き方をしてきています。

どうあるべきかを自分(自我)が設定してしまうと、緊張が伴い、リラックスした感覚が訪れることができません。

「リラックス」というのは、アクティビティから自由になっているということです。

「あるべき状態」を自分で設定していないということです。

「そうでなければならない」という焦りのエネルギーから自由になっているというのが「リラックス」です。

こんな自分をなんとかせねば。

と思っていない状態が「リラックス」している状態です。

自分は不十分ではないと知っている状態がリラックスしている状態です。

実のところ、不十分な人などこの世には一人もいないのにも関わらず、「自分は〜でなければならないはずなのに」「あの人は〜でなければならないはずなのに」と考えることで、不十分な人間を作り出してしまうだけなんですね。

「そうあるべき自分」や「そうあるべき他者」などないのですから、今の自分がベストです。今のあの人の状態でベストです。今の状態で十分なのです。

リラックスしていると、生きるために必要なすべてのものは常に供給され続けますし、この世のルールから自由になった場所で生きることができます。

ハートからの願いのために必要なピースが次々と自分の人生のあらゆる場所から現れてきます。

願いの実現した「あちら側」に行こうと奮闘努力する生き方から、自分の元に全てがやってくる感覚です。

自分を中心として、物事が展開されていく感覚です。

リラックスして生きると、天から恩寵が流れてくるんですね。何もしなくても受け取っても良かったはずなのに、自分でやらなければと思っていて受け取らなかったよきものが、どんどんと天から流れ込んでくるんです。

自分に対しても、他の人に対しても、状況に対しても、「〜でなければならない」という期待を手放していくと、ストレスから解放され、リラックスしていくことができます。

そして、〜でなければ欲しいものを得ることはできない。〜でなければ幸せになれない。と思っていたことが嘘であったことに気がついていきます。

自我の計画「〜はこうあるべき」を手放しリラックスすると、そこに神の完璧な計画が流れ込んでくるんですね。

自分のことも、誰かのことも、一生懸命にコントロールしてうまくいかせようとしていたかもしれませんが、それこそが緊張とストレスを生みました。自分がやらなければ・・・というコントロールを手放し、リラックスすることで、全てがうまくいく状態に収まるんですね。