つらい時、苦しい気持ちを感じる時は

なぜ、私たちは辛い気持ちや苦しい気持ちを感じるのでしょうか?

奇跡のコースにはこんなふうに書いてあります。

あなたの姿勢、感情、行為は、あなたが、エゴの声をのみ聞いていることを、よく示しています。(中略)あなたの気分が、誤った選択をしていると告げたら–喜びのないときはつねに誤っている–そんな気分を持つ必要はないのだということを知りなさい。(テキスト4・Ⅳ・1・2、2・2)

 

エゴの声というのは怖れの声です。怖れの声とは、真実ではないことを語る自分の内側の声です。

 

例えば、

「自分はどうせ愛されない」と思うと辛いし、悲しいし、苦しいと思います。

けれど、「自分は愛される」と思うと、喜びを感じると思います。

「こんな自分には価値がない」と思うと悲しいし、手遅れな感じがするし、苦しいと思います。

けれど、「自分は自分が思っている以上のことができるし、まだ見ぬ可能性がたくさん待っている」と思うと、希望を感じたり明るい気持ちになると思います。

「先行きはどうなるかわからない」と思うと、不安になるし、辛いと思います。

けれど、「未来はきっとすべてがうまくいく」と思うと、安心を感じると思います。

 

もしも、自分が苦しい気持ちや辛い気持ちを感じているとしたら、

自分は間違えたことを信じているのではないか?

と考えてみてください。

 

奇跡のコースのこの言葉は、「喜びを感じていないときは誤ったことを選択している」と伝えています。

誤ったことを信じている、または信じようとしている時に感じる感情が辛さや苦しさなんですね。

不快感というのは、自分の魂が「それは間違えだよ!あなたの本質とはずれていることを考えてるよ」とサインを送ってくれているんですね。

 

もう一度、お伝えします。

そうでなくても良いことをあえて信じている時に、人は苦しさや辛さを感じます。

もし、今、心に重苦しさや不安、混乱や辛さなどを感じているとしたら、自分は信じなくてもいいことを信じてしまっているのかもしれない・・・とご自分の考えを疑ってみてください。

 

いいものには限りがある。十分にない。と感じると焦りや諦めや無力感を感じるかもしれません。

だから、「いいものには限りがある」「十分にない」という考えも観念も、そうでなくていいことなんですね。真実ではないということです。

どっちも選んでいい、両方ともいい。いくらでもある。十分にある。

何よりも、「どんなものにも限りはない」

そう聞くとどんな気持ちを感じるでしょうか。安心感やほっとする感じがしますよね。広がりや可能性を感じませんか?

それが、私たちです。その広がりや限りなさや、安心感が私たちの本当の姿です。

ですから、そこに心を合わせていていいんです。

 

私たちというのは、「誰かに辛い気持ちをわかってほしい」「苦しみを理解してほしい」と考えることがあると思うんですね。

でも、辛いのも、苦しいのも、本当じゃない。本当じゃなくてよかったんだよ。そんなふうに苦しまなくて良かったんだよ。あなたはそんなもんじゃない。あなたが思っているようなことは起こっていない。と言ってもらえたら、本当の意味で癒されるのではないでしょうか。

 

もし、辛い気持ち、苦しい気持ちを感じた時は、

自分はそうでなくてもいいことを信じてしまっているのかもしれない。

と気がついてみてください。

 

そして、心がほっとしたり、喜べるような想いを選べるよう、助けを求めてください。

この状況を愛や、平和や喜びとして見ることができるよう助けてください。

とお祈りしてみてください。

お祈りしたら、お祈りしたことを覚えていてください。