コロナが終わったら・・・

コロナの影響で自粛生活が続き、自分自身の人生について思い巡らせる機会がある方も多いかもしれません。

世の中では「コロナ疲れ」という言葉もつぶやかれ、コロナが原因で倒産、虐待やDVなども増えているといいます。

 

一方、自粛のおかげで、水の都ベネチアの運河の水が透明になり、イルカがやってきているという報道や、ハワイの海も観光客が減り、何十年か前のような水の美しさを取り戻していると聞きました。

また、中国の都市封鎖によって大気汚染が大幅に改善されたり、インドの都市封鎖のおかげで何十年かぶりにヒマラヤ山脈が見えるほど空気が綺麗になっているとも聞いています。

地球は元の美しさを取り戻してきているんです。

 

私たちの世界全体がおかしな方向、最悪なシナリオへと進んでいっているのかと思いがちですが、実は「大浄化」が起きているとも言えるんですよね。

地球全体が元の美しさを取り戻しているということは、私たち一人一人も本来の生きやすく自然な姿へと戻っていく過程にあるのだと思うんです。

コロナという現象は、私たちにとっての「真実」をあぶり出しているように見えるんですね。

 

確かに、外出自粛やテレワークなどで家族と一緒にいる時間も増え、その中でちょっとしたトラブルや揉め事が起きるということもあると思うんですね。

ただ、それが深刻であるとすれば、コロナそのものが原因というよりも、コロナが起こっていなくても、どこか「うまくいってなさ」みたいなことは根底にあったと思うんです。

言いたいことが言えないとか、我慢ばかりしてしまうとか、正直に向き合えないとか、短い時間ならなんとかやってこれているつもりだったのだけれど・・・・

ということもあると思うんですね。

どこかうまくいっていなかった、何かが違う感じがしていた、でも顔をあまり合わせないことや近づかないことでなんとかバランスをとっていた。気がつかないふりをしていた。

けれど、もうそれをごまかせない。

ということなのでは、と思うんですね。

ですから、今感じている痛み、悲しみ、そういったものは、癒されるチャンスだからこそ出てきたものなんですね。

もう我慢しなくていい。もっと自分らしく生きて幸せになっていい。

そういうメッセージなのだと思います。

こうした状況を癒すためには、まず、問題だと感じている相手と正直にコミュニュケーションを取ることが大切です。

「今、何を感じてる?」

と聞くのも良いと思います。

この機会を、人によっては、より関係が深まる機会にできるかもしれませんし、お互いの幸福のために次のステップに進む機会にできるかもしれません。

 

 

実際、コロナのことがなくても、自分の人生はなんでこんなつまらないんだろう。こんな人生は自分が思い描いていたものとは違う。自分の人生はこんなんでいいのか。

そんな風に、思っていた人たちというのもものすごく多いと思うんです。

コロナの問題が起こる前から、すでに「こんな人生」捨ててしまいたい。消してしまいたい。そんな風に思っていた人も世の中に多く存在していたと思うんです。

こんな世界に意味があるのか、こんな世界滅亡してしまえばいいのに。そんな風に本当に思っていた人たちだって少なくないと思うんです。

アメリカでは、実に6人に1人がうつ病などのために向精神薬を服用しているといいます。コロナウイルス に感染する人の数と比べたら、ずっと多いと思います。それでも大統領はおろか、誰もそれについては声をあげてこなかったんです。

精神的な落ち込みで薬を服用しながら、なんとか頑張って生きている状態の人がそんなにも多いのは全くもって自然なことではないのにも関わらずです。

そして、日本でも毎年、多くの方たちが自ら命を絶っています。

 

コロナがなくても、みんな自分の人生のどこかがおかしいこと、世界がどこかおかしな方向へ進んでいることを心のどこかでは気がついているのかもしれません。

私たちは、「コロナさえ終わってくれれば」で済ませるのではなく、本当に自分の人生に何が起こっているのか、そして、本当はどう生きたいのか。どこへ向かいたいのか。世界に何ができるのか。それを改めて考える時期に来ている気がしませんか。

本当の意味で、生きるために。

地球が癒され、美しさを取り戻しているように、私たちも今、本当に癒されていき、美しい本当の自分に生まれ変わるタイミングなんです。

この世界をより幸せな場所にしていけるタイミングなんですよね。

 

新型コロナで世界では20万人ほどの方々が命を落としたと聞きますが、毎年世界では500万人の子供たちが飢餓などで命を落としているそうです。毎年です。

私たちが普段、見ていないところではそんなことが起きているんです。

またそうした国々では、綺麗な飲み水もなく、不衛生な雨水を貯めて飲むため命を落とすような病にかかって家族をなくす方も多いようですが、生きるためにはその水を飲むしかない、そんな状況の方たちが多くいるそうです。(ウォーターエイドより)

飲むことは危険、けれど、飲まないと生きられない。

まさに、パンデミックが起きているような不安感や緊張感をずっと前から生きている人たち、それも、一生の間それを抱えながら生きている方たちが世界中にたくさんいるということです。

私たちは、世界に何ができるのでしょうか。

 

コロナが終わったら以前のような世界に戻ってもらいたいのでしょうか。

コロナが終わっても以前のような世界には戻りたくないのでしょうか。

どのような世界で生きていきたいのでしょうか。