人生は素晴らしいドラマ

私たちの多くは、生きてくる中で自分はこの世界の「脇役」に過ぎないと思うようになってくるんですよね。

赤ちゃんの時は、万能感に溢れ、いろんな人に可愛い、可愛いと言われ、何もしなくても、何をしても愛されていて、きっと自分はこの世の中心だと感じていると思うんですね。

けれど、時間が経つにつれ、兄弟や友人たちに囲まれ、いろいろな人と自分を比較したり、競争したり、大人の制限に満ちた考え方を聞いたり、テレビや雑誌を見たり、いろんな出来事があって、自分というのは取るに足らない存在じゃないのか・・・そんな風に思うようになっていく人がほとんどだと思います。

 

世の中には「特別な人」たちがいて、その運のいい人たちだけが才能に恵まれ、容姿に恵まれ、家族や友人、パートナーに恵まれ、良いものを手にし、幸せになっているんじゃないのか。

「特別な人」たちだけが、自分の本当にやりたいことをして、輝き、公に出て活躍し、地位も名声も、なんでも欲しいものを手にしているんじゃないのか。

自分以外の特別な誰かは本当に好きなことをして、欲しいものを手にして、幸せに暮らすことができるのに、自分は特別優れていないから無理なんだ、自分には残念だけどその資格がないのかもしれない、そんな風に思ってしまうんですよね。

 

でも、実はそれこそがエゴの大嘘なんですね。

自分には無理だ、自分には才能がない、自分には経験がない、自分は不十分だ、自分には資格がない、自分はもう歳をとり過ぎている、自分には特別な何かがない、自分には十分な美しさがない・・・・

自分は「主役」になれるわけがない。

そんな風に思わせるすべての声はエゴのウソの声なんですね。

 

こう考えてみると面白いかもしれません。

エゴのそうした声というのは、すべて「あなたの人生の劇を面白く、複雑にするために登場する悪役」です。

どんなテレビドラマにも必ず、主役に敵対するような人物が登場してきます。その敵がドラマをより深いものにし、主役を引き立てるんですよね。

無理かも・・・、今度こそ危ないかも・・・

そんなひやっとさせられる場面があるから、ドキドキする場面があるから、ドラマに夢中になるんですよね。

もし、こんなドラマがあったらどうでしょう??

ドラマが始まった瞬間から、「イエーイ!!私は万能、何でもかんでも叶う。思ったら、思った瞬間に全部思い通りになる。なんでも、誰でも、どれでも自分のもの。どれを選んでもいい、何にでもなれる、一瞬で・・・・」

お終い。

だったら、どうでしょう?

確かに、私たちの本質は万能の力を持った存在です。

でも、もしそれだけしかなかったら?万能に生まれて、万能のまま、全てを欲しいものにできることを本当にわかっていたら、そのストーリーは楽しいでしょうか。人生という旅になるでしょうか。そのストーリーは真に生きがいがあるでしょうか。

 

あなたは「主役」になるべく生まれてきています。

誰もがです。

誰もが、自分の人生物語で主役になれるのです。

誰もに、自分が深く納得できる自分だけの居場所、ハートの望みが満たされる場所があります。

これが自分だ!そう感じられる生き方があります。

誰とも奪い合わなくても、競争して勝ち取らなくても、苦労しなくても、ちゃんと自分だけの場所は取ってあるんです。

だって、あなたが主役だからです。

自分だけの場所、それを生きることが「自分の人生の主役」になるということです。

 

だから、主役を生きられない人なんて誰一人いないんですね。

エゴの声は、「特別で一握りの人だけ主役になれる」そう語りかけるんですね。

そういう声で、自分は本当はどんなことでもできる。という真実を一旦忘れて、人生という劇がドキドキ、スリリングなものになるようにしているんです。

「自分が本当は誰か忘れておく」

「自分がどれだけ素晴らしか忘れておく」

エゴは、自分の素晴らしさを忘れさせるために、そのためにあるんです。あなたの人生という劇が面白くなるようにです。

でも、もう、どれだけ素晴らしいかをすっかり忘れ去っているとしたら、やりたいことができないと思っているとしたら、エゴには退散してもらいましょう。

そして、あなたが主役の素晴らしい劇を生き始めましょう。

誰も、脇役としては生まれてきていません。

特別に見える誰かを羨みながら、自分には無理だ、と言って我慢しながら生きるためにここにいるわけではありません。

 

これまでどんな経験をしてきたとしても、今、どんな環境や状況にいるとしても、あなたの人生ドラマはハッピーエンドです。

あなたの人生に登場した、嫌な上司も、意地悪な友人もあなたの人生ドラマのキャストです。

毒親?そうです、毒っぽく振る舞うことで、あなたが主役のドラマを盛り立てたのです。まるで、シンデレラストーリーのように。

ジャニーズだって、AKBだってあなたの人生では脇役です。

憧れのあの人だって、あなたの人生では脇役です。

コロナ?そうです、コロナもです。

最近、面白いことに気づいたんです。外出自粛で最近ずっと夜は家族と一緒に韓国の時代劇の連続ドラマを見ているのですが、なんと!どの作品にももれなく、

”「疫病」によって民が危険にさらされる”

というシーンが出てくるんです。

歴史上の人物の誰かの一生がテーマのドラマをすでに5作品ほどは観ているのですが、どの作品も一つ残らず、ドラマの中で何かしらの伝染性の病が流行るんです。

ドラマには鉄板ネタなわけです。

なので、私たちも生まれてくる前にしっかりと自分の人生ドラマに「新型コロナ」を仕込んでおいたんですね。

だから、大丈夫です。

あなたの人生は大丈夫です。

未来も大丈夫です。

だって、あなたは主役ですから。

あなたの人生は素晴らしい劇ですから。

 

主役だったことを思い出してください。

やりたくても無理なのかな・・・と思っていても、あなたの主役のドラマだから、あなたに無理なはずはないのです。