お金のことで天使や神様、宇宙にお願いしたことのある人は少なくないと思います。
その結果どうでしたか?
「思ったような結果にはならなかった」という方々が多数だと思います。
高次の存在にお金のことを頼んだ後、
自分はこうなったら嬉しい、という方法で助けてもらったことがある人はほとんどいないと言えるのではないでしょうか。
「お金のこと」を助けてください。
そうお願いすると、お金を受け取ることを阻んでいる怖れや、お金に対する誤解が「癒される」という経験がやってくることがほとんどです。
高次の存在にお金をお願いすると、お金そのものがやってくるだけというよりも
あなたには誰かに与えるものがありますよ。
けれど、あなたは与えることを怖れていますね。
そんな怖れはいりませんよ。
ということに気づかされるような流れができてきたり、
癒される必要のあること、気づく必要のあることに気づく流れがやってきます。
それこそが高次元からやってくるサインです。
何かしら自分が欠乏状態にあるということは、スピリチュアル的に言えば
十分に与えていない。
ということなんですね。
それは、自分の分が減ってしまうという怖れかもしれないし、無限に永遠にあるということを信じていない、限りがあるという怖れかもしれません。
自分の持つものや自分自身なんて大したことがないから与える価値がないと思っているのかもしれません。
何かしらの理由から与えること、分かち合うこと、自分を表現すること、自分でいることが妨げられているんですね。
ですから、人によっては才能や知識、時間、エネルギーなどで、他の人たちとそれを分かち合える機会を与えてもらうそういう、「与える」流れができ、そしてそこから、お金としての豊かさを受け取る。という流れができるかもしれません。
しかし、天にお願いした場合、最も重要なことはお金そのものよりも、
「癒されること」なんですね。
自分を不十分だと思っていたり、人を怖いと思っていたり、自分で頑張らなければいけないと思っていたり、そういうその人特有のお金にまつわる不要な思いが癒されることがセットになってやってきます。
天は私たちが自分で自分のことを「困窮している」と思っていたとしても、私たちの豊かさをみています。
私たちがお金がないと思っている時、天はまだ分かち合っていない才能、これまで培ってきた知識、有り余っている時間、他の人への優しさや愛、外側へとでたがっているたくさんのエネルギーという豊かさが私たちの中に豊富に存在している部分を見てくれています。
天はほとんどの場合、お金そのものを与えてくれるのではなく、お金に対しての抵抗がなくなる自分、お金をもっと受け取れる自分、そうした「自分自身」への働きかけを行ってくれるんですね。
まさに、魚を与えるのではなく、釣り方を教える、という方法です。
もっと言えば、魚を与えてくれるのではなく、一流の漁師だったことを思い出させてくれるような流れを作ってくれるということです。
一流の漁師なので、苦労して、努力して、奮闘して、徹夜してまで魚釣りをしなくていいんですよ。魔法のように釣ることができるし、魚は海に有り余るほどいて決していなくなりませんよ。
そういう優しいメッセージと共に、お魚もやってきます。
お金をお願いしたとしても、高次元のサポートというのはいつでも「あなたにこそ無限の可能性があり、パワーがあり、やりたいことはどんなこともできるだけの才能があるのです」ということを思い出させようとしているのです。
だからこそ、お金そのものを与えてくれるだけではなく、
あなた自身が源なのです。
ということに気づいていける完璧な出来事を与えてくれるのです。
神(愛や無限の可能性)の一部でもある本当に素晴らしいあなたに気がつき、それを発揮し、分かち合うために人間を体験しているのだから・・・
だからこそ、素晴らしい自分に気がついたり、欠けていると思っていた部分はそうではなかったのだと気が付けたりする機会がやってくるのです。
お金をお願いしても、助けてもらえなかった・・・
天は私が助けを求めても、助けてはくれなかった・・・
そう思っているのであれば、
もう一度、お祈りして、そして、どんな形でやってくるかしっかりと目を見開いてサインに気がついてみてください。
必ず、サインがやってきます。
お金のことをお願いすれば、何かしらの扉が開くはずです。